平成27年1月から相続税の基礎控除額が引き下げられることもあり、生前に預貯金や不動産等の財産を子ども達に贈与したいというご相談をよく承ります。
税金のかからないようにしたいとお考えのことと思いますが、みなさん一人ひとり、家族構成や財産状況が異なりますので、ご自分の状況をきちんと整理してから考えないと、かえって損をしてしまうこともあります。なかには、贈与税をかけて財産を移していく方法をご提案したり、控除の適用を受ける方法をご提案したり、何も手をつけない方法をご提案したりと本当にお客様によって方法は千差万別です。
当事務所では、税理士の先生と連携して、シュミレーションを行うなどさせていただきながら最適な方法をご提案してまいります。
住宅ローンを完済すると、金融機関から、抵当権の抹消に関する通知または書類が送られてくると思います。住宅ローンを完済したからといって、勝手に所有不動産の抵当権が消されるわけではなく、その書類を用いて、管轄の法務局へ申請することで消すことができます。
もちろん、ローンを完済されたことには間違いないので、この手続きを
しなかったからといってすぐに何か不利益なことが起こるわけではありません。
しかしながら、手続きをしないままでいると登記簿上はローンが完済された
ことはわかりませんので、他人に売却したり、新たに担保に入れたりすることは
できませんし、また金融機関から発行される書類には有効期限があるものも
ありますので、住宅ローンを完済されましたら、速やかに抵当権抹消の
お手続きをされることをおすすめいたします。
お電話でのご相談は無料です。お気軽にご相談ください。
